インフィオラータは、道路や広場に花で絵を描くイベントです。
起源はイタリア各地の祭礼(イタリア語で「花を敷きつめる」)。神戸では、阪神淡路大震災後に傷ついた神戸を美しく彩りたい。という思いからジェンツァーノのインフィオラータにヒントを得て1997年に日本では始めて開催したとか。
今年の花絵のデザインテーマは、「デザイン都市・神戸」。
今回はこのイベントに神戸ビエンナーレからも作品を出展、ARTサポーターズのメンバーを中心に製作させていただきましたよ。
使用する花びらは45万本(花絵1枚:3万7千本)のチューリップの花びら。
個人的に、大量の切り花を使って製作するという作品にはちょっと抵抗があったんだけど、実はこのチューリップたちは球根栽培でいい球根を作るために、早くから花を切ってしまう。その不要になった花を、富山県、新潟県の産地からいただいているリサイクル品なんだとか。「ふぅ~ん、そうかぁ・・・知らんかった。。。」そう聞くとちょっと安心、抵抗感がなくなりました。
5月2日の朝に集合!すでに北野坂の道路には芝生が敷き詰められ、10m×5mのスペースにした絵が描かれていました。リーダーの指示に従いながら、何人かで木のチップで下絵の輪郭をかたどっていき、そして残りのメンバーは用意してもらっていた切り花をきれいに敷き詰めていきます。
けっこう単純な作業の連続なんだけど、きれいな花を扱っていると気持ちが明るくなりますね。どんどんと作品が出来上がっていきますよ。

みんなが一緒になって、一生懸命に作業をする。。。いい姿ですね。
地域の人たちや通行中の人たちまでも一緒に手伝ってくれて。途中、花びらの処理の仕方が間違っていたり、花が足りなくなったりと若干のトラブルがありつつも、昼すぎには見事に完成!
すばらしい! みんな、とてもいい経験ができました。
お昼すぎ。他の作品もほとんど完成し、すでにたくさんのインフィオラータを見に来てくれたお客さんが溢れてます。
この北野坂を彩る花絵は12枚。どれもとれもカラフルで美しい。
異国情緒があふれ、とてもオシャレな北野坂の街にはとてもマッチしてて・・・見る人たちも手にカメラを持って楽しそう。
さぁここで、広報作戦開始!
「この赤はポートタワーね!これKOBEって書いてある!その下はBie・・・あの上の絵は何かな!?」 と立ち止まって見ているお客さんにそっとチラシをさしだして。
「これはビエンナーレって書いてます。この花絵はこの(チラシ表紙の)テザインを描いたものなんですよ!今年の秋にメリケンパーク他で神戸ビエンナーレ2009っていう総合芸術祭を開催します。ぜひ見に来てくださいね!」
すると、ほとんどのお客さんはニコっと笑って「あっ、ほんとうだ!ありがとう。」といってチラシを受け取ってくださいます。
「ここの花絵はわかりやすくてきれい!」とのお言葉もたくさん頂戴いたしました。
いやぁ~これはみんなで頑張った甲斐があるってものです。
さて、このインフィオラータこうべ北野坂。ライトアップもありで5月4日までやっています。
花絵たちを楽しみながら、ゆっくりと北野坂や異人館を歩いてみてはいかがですか?
【事務局 ヤノ】
■日時:5月2日(土)~5月4日(月祝)
場所:神戸 北野坂
問合せ先:インフィオラータこうべ「北野坂」実行委員会事務局
TEL:078-251-7307 平日の10:00~17:00
⇒ http://www.infiorata-kobe.net/